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2025.10.19 「誰が何を言おうが」 福岡三巨頭の遺産と麻生太郎の院政

  • 執筆者の写真: 道家やすなり
    道家やすなり
  • 2025年10月19日
  • 読了時間: 2分

「誰が何を言おうが」 福岡三巨頭の遺産と麻生太郎の院政


新生・福岡経済圏が生んだ三巨頭

福岡という土地は、戦後の日本政治において特異な地平を築いた。山崎拓、古賀誠、そして麻生太郎。この三名が九州政界をけん引し、日本の政治経済の潮流を動かしてきたことは疑いようがない。山崎は「政策の理論」で時代を動かし、古賀は「組織の信義」で党内を束ね、そして麻生は、政治の品格と実行力で中央を掌握した。福岡はもはや地方ではなく、日本の “政治と経済の接合点” となった。


公明との「距離」が生んだ、連立引き裂き劇

だが、時代はさらに変わる。長年にわたり続いた自公連立。その裏では、「誰が支え、誰が見限るか」という沈黙の駆け引きが続いていた。今回の自民党総裁選では、新しい指導者が誕生した。その背景には、「公明の支援を受けない」という明確な選択があった。長年、公明票が他陣営に流れていくのを黙って見ていた一人の政治家。その人物こそ麻生太郎である。

彼は言葉少なに、だが確信をもって自民の道を示した。「誰が何を言おうが、筋を通す」この “筋” を通し続けた結果が、今の「連立引き裂き劇」つまり、政界再編の引き金となった。


高市内閣、そして麻生院政の始まり

今回の総裁選で生まれた新しいリーダー、高市早苗。党内外の思惑が交錯する中で、彼女を押し上げた最大の力のひとつが、麻生派の結束だった。麻生は、前に出ることなく背後から動いた。それは、まるで古き元老政治の再来ともいえる。表舞台では高市内閣が誕生する。だが、実際に党内の糸を握るのは、総理経験者・麻生太郎。「福岡三巨頭」の最後の生き残りが、再び日本政治の中心で “院政” を敷くことになる。


麻生太郎という “最後の政治家”

山崎が「理」を尽くし、古賀が「義」を通したなら、麻生は「時」を読む政治家だろう。自らの言葉で国民を笑わせ、時に怒らせ、しかし最終的に政権の重しとなる。彼が残る限り、自民党は沈まない。いま、政界は再び “麻生の時代” を迎えようとしている。それは、もはや派閥の力学ではなく、「存在そのものが政治」という領域が再び、始まったのだ。



 
 
 

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