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2026.03.23 「それって、あなたの感想ですよね」

  • 3月23日
  • 読了時間: 2分

その発信は誰のためか「それって、あなたの感想ですよね」

お決まりの一言で知られるひろゆき 氏。軽やかで、時に挑発的。好き嫌いが分かれる人物だが、ひとつだけ確かなことがある。“発信が届く人間”だということ。


彼が、能登震災の風景を見てこう言った。

「起きたのは天災。でも、今のこの景色は人災だと思う」正直に言えば、最初は「ずいぶん失礼な物言いだ」と感じた。しかし同時にこうも思った。では、自分はどれだけ現地を知っているのか。能登の現状を、どれほどの人が“自分事”として理解しているだろうか。多くはニュースの数分で通り過ぎていく。一方で、彼は言葉だけで終わらなかった。「能登復興サブスク」という形で、寄付ではなく“買い続ける支援”を提示した。これは、いわば井戸を潤滑するに水を一杯注ぐ支援ではなく、水が湧き続ける仕組みをつくる発想だ。励ましの言葉よりも、売上が一つ積み上がる方が現場には効く。


ここで、ふと我々の姿を振り返る。政治家のSNSを開けば、

「本日○○で挨拶」

「お祭りを3箇所まわりました」、、、

といった投稿が並ぶ。それ自体は議員として大切活動なのかもしれない。しかし、それを見た市民は何を受け取るのだろうか。火事の現場で「私は今ここに来ています」と視察報告するだけの人と、バケツを持って水を運ぶ人の違いだ。


どちらが評価されるかは、言うまでもない。発信とは、本来「見せるためのもの」ではなく「動かすためのもの」のはずだ。誰かの行動を変え、誰かの選択を後押しし、結果として現実を少しでも前に進める。そこまで届いて、初めて意味を持つ。

言葉は軽い。しかし、言葉は現実を動かす力も持っている。だからこそ、発信する側には責任がある。「何を言ったか」ではなく「その結果、何が動いたか」


自戒を込めて思う。

発信とは、鏡のようなものだ。そこには、その人の覚悟と本気が映る。ならば、映すべきは“自分”ではなく“変えたい現実”であるべきだろう。静かな言葉でもいい。だが届く言葉を。それが、今の時代に求められている発信ではないだろうか。



 
 
 

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