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2026.03.07 母校中学校の卒業式

  • 3月7日
  • 読了時間: 2分

更新日:3月25日

母校の中学校の卒業式に出席した。

ふと式次第を見て、あることに気づいた。そこには、はっきりと「卒業式」と書いてあった。これまで多くの学校では、正式名称として「卒業証書授与式」と表記されてきた。


文部科学省の行政用語としてはこちらが制度上の名称である。法律の考え方では、校長が卒業証書を授与する行為によってはじめて卒業が成立するというのが理由。つまり、行政的に言えば「証書授与」が本体であり式典はその周辺デコレーションという位置づけになる。


しかし、私たちの実感はどうだろうか。卒業とは紙を受け取ることではない。友と別れ、先生に感謝し、三年間を振り返り、次の世界へ歩き出す―その時間すべてを含めて、私たちは「卒業式」と呼んできた。


例えて言えば、結婚が婚姻届の提出で成立するのは法律上の話だが、人の心に残るのは役所の窓口ではなく家族や友人に囲まれた結婚式の場面であることに等しい。卒業も同じだろう。制度の言葉ではなく人の言葉がある。


だからこそ、母校の式次第に「卒業式」と書かれているのを見て私は少しうれしくなった。制度の言葉ではなく、人生の節目としての言葉を選んだように思えた。先生に心から敬服だ。母校のやられることだからここは素直に高く評価したい。卒業とは証書の授与ではなく、一つの時間を終え次の扉を開く瞬間ということに普通にとらえていいのではないか。



 
 
 

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