2026.03.18 「そのうち達成」
- 3月18日
- 読了時間: 2分
「そのうち達成」という言葉に子どもは待てない
今日の議会。恥ずかしながら、私は「子どもファースト」を掲げる自治体に対して、ヤジを飛ばした。しかし、それは感情の爆発ではない。現場を見てきた者としての、抑えきれない違和感だった。
とある岐阜市内の小学校グラウンド。見るだけでわかる異常な狭さ。困っているのは、通りすがりの大人ではない。毎日、日常のほとんどをここで過ごす、地域の子どもたちだ。
文部科学省の設置基準で、小学校のグラウンドは
児童一人あたり10㎡とされている。
この学校は児童670人。
必要面積は約6700㎡。
しかし現状は、5,400㎡。
約1,300㎡足りないまま、この状態が長く続いている。違法ではない。だが十分でもない。この「グレーな放置」を誰が引き受けるのか。議会答弁では、説明に誤魔化しが見受けられる。「人口は減る」「そのうち基準に合致する」確かに少子化は、この問題に数字的な裏付けをもって支援をしていると思わざるを得ない。だが、子どもたちは“そのうち”を待ってはくれない。
走る場所が狭い。遊ぶ場所が限られる。ぶつかる。ケガをする。
何より、同じ市内にいながら教育環境に差がある。これを「やむを得ない」で済ませていいのか。地元の議員は、この問題を15年以上訴え続けている。声を上げ続けることは、簡単ではない。それでもなお、行政を誤魔化しを続けている。
一方で議会は、新たな大学構想を語る。
未来への投資。
まちのブランド。
若者の呼び込み。
どれも否定はしない。しかしこう問いたい。今、目の前の子どもたちの環境を置き去りにして未来だけを語ることは果たして正義なのか。将来、大学をつくった市長が歴史に残るのか。それとも、法の基準に満たない学校を見過ごさない議員こそが本物なのか。
私には、答えがある。
そして、こうした声にこそ、地域外からでも支援が集まる社会であってほしいと思う。子どもたちの機会、チャンスを大切にしないプロの関係者たち。「そのうち」ではなく「いま」どうするか。それを問うのが政治だ。
いつしか、本物の子どもファーストを応援していきたい。











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